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身近なボランティア [ボランティア]

こんにちは。
日本列島なかなか梅雨が明けず、おまけに台風まで接近する今年の7月。
連休ですけど雨なのでどこかに遊びに行くテンションでもないし‥
でも家にいてもナ~‥あっ!そうだ献血に行こう!!←唐突( ̄∇ ̄)
という事で献血ルームへ行ってきました。

趣味‥というわけではないのですが、献血はタイミングが合えばたまに行っております。
きっかけは人それぞれ。
会社で半強制的に‥知人が医療関係または入院してとか‥はたまたボランティアに目覚めたなどなど‥
ちなみに管理人は上記のどれでもありませんが‥。

という訳で献血にあまり興味がないよという人にも、またちょっとやってみようかなと興味がある人にも献血について少し紹介しようと思います。
ちなみに管理人は医療関係者でも献血センター関係者でもなく、全く無関係の一般人です。

【CONTENTS】
1.そもそもなぜ献血が必要?
2.メリット・デメリット
3.献血できる場所
4.献血の種類・条件など
5.献血の手順
6.気付き事項・まとめ


1.そもそもなぜ献血が必要?
科学や医療・工業技術も格段に進歩した現代ですが、未だに人工的に造り出せないものもたくさんあります。
その中で私達体に流れている血液。赤血球・白血球・血小板などは生きた細胞。当然長期間保存する事も出来ない為、血液を提供(献血)しそれを元にした製剤を必要な患者さんへ十分な量を提供する必要があるということなんです。
ちなみに全国で1日あたり約3,000人の患者さんが必要としています。
そのためには約13,000人の献血が必要だそうです。
1日で!ですよ、すごくないですか?
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↓ちなみに本日の状態‥全く足りていません(>_<) 
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2.メリット・デメリット

《メリット》
①人の役に立っている、資格が無くても出来る人命救助。
 気持ちの事ですが、人の役に立つというのは素晴らしいと思います。
②献血できる=健康である
 そもそも自分が病気や不健康では献血できません。
 献血出来ることは健康である印です。※通院していて服薬などしていても条件はありますが献血できます(管理人も通院&服薬組です)。後ほど説明したいと思います。
③デトックス効果
 これは昔言われていたようですが眉唾です‥科学的根拠はないようです。
④7項目の生化学検査と8項目の血球計数検査成績が無料
 献血前に少しだけ血液を採り後日血液の成分数値を郵送&インターネットで教えてもらえます。
無料とはいえその項目は多く医療機関で同じ検査をするとかなりの金額がかかります。
健康管理のためにも利用する価値はかなりあると思います。
⑤コーヒー・ソフトドリンク無料!終わった後にお菓子やアイスももらえる。
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《デメリット》
①健康被害
針を体に刺す以上リスクはゼロではありません。ですがそれは本当に稀な確率で献血前にも最中にも終わりにも十分注意して行うため問題ないです‥そうじゃなければそもそも献血自体の制度が確立しないし、献血する側も何やってるかわからないですよね。
②当日の運動が制限される
献血の後は運動はもちろん自動車の運転も制限されます。トイレも男性は立って用を足してはだめで必ず座位で。血圧が結構下がるので頭が“クラ~”となる可能性があります。
④針を刺す時痛い
これはどうしようもないです‥がしかし針自体も技術が進歩しておりまた献血センターの看護師さんは1日何十何百人もの血液採取をしている百戦錬磨の達人ばかりです。「あっ」と思った頃には血液採取されてます。うまい方ばかりですのでそう怖がらなくても大丈夫です。



3.献血できる場所
全国にある献血ルームから最寄りの献血ルームを選択してください。
また人が集まる施設などには献血バスが運行されています。
詳しくは日本赤十字社のホームページや各都道府県の赤十字血液センターのホームページから検索できます。献血ルームは場所にもよりますが年中無休で開いています。

↓イベントやキャンペーンも随時行われています。時期が合えば記念品などもらえたりします。
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4.献血の種類・条件など
一口に献血といっても種類があり大きく分けて、血液の全てを提供する「全血献血」、血液の中の決まった成分だけを提供する「成分献血」とがあります。

《全血献血》
400mlと200mlの採血量があります。献血センターでは200mlはほとんど受け付けておらず、ほぼ400mlのみとなります。

《成分献血》
血小板成分献血と血漿成分献血があり成分採取装置を使用して血小板や血漿といった特定の成分だけを採取して、赤血球などは体内に返す献血方法です。

《献血条件》
誰でもOKというわけではなく条件があります。
まずは健康であること!はじめの方でも触れましたが通院&服薬などしていても協力できます。
詳しくは赤十字センターのホームページや問い合わせてみてください(管理人も問い合わせました)。
あと年齢や体重、血圧の条件もあります。また男女によっても条件がありますので注意が必要です。
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5.献血の手順
献血ルームと献血バスと若干違いますがここでは献血ルームの場合を説明します。
①献血の受付をします
初めての人は身分証明書(運転免許証など)を提示し登録をする為、用紙に必要事項を記入します。その後次回訪れた場合のため本人確認の簡略化と間違い防止のため暗証番号と指の静脈登録をします。献血カードを作成してもらいます。
すでに献血経験のある方は献血カードを提出し、本人の確認は暗証番号の入力か静脈の読み取りどちらかで終了です。
あとは簡単な問診「食事の時間」と「睡眠時間」「体重など」変更点がないか質問されます。
睡眠時間が極端に少なかったり、食事をとって極端に時間が空いている場合出来ないことがあります。
②質問事項の回答
シーフテスト(指先のしびれがないかのスクリーニング)を行って問題がなければタッチパネルで質問への回答があります。
③血圧測定・医師の問診
血圧の基準がありますので血圧計で測定します。基準値内であれば医師による問診がありますので、服用している薬など正直に伝えてください。嘘は絶対にだめです。薬の成分によって提供された患者さんに悪い影響が出るからです。
※薬の名称が必要ですのでわかるように準備してください。薬局でもらう「お薬手帳」や「処方薬情報用紙」を提出してもOKです。
④ヘモグロビン濃度測定・血液型事前検査
ヘモグロビン濃度測定と血液型事前検査を行うため少しだけ採血します。
あと血管の状態で本採血をどちらの腕で採取するか確認します。
⑤採血
いよいよ採血です。
ベッドもリクライニング式でテレビもあります(映画も見られるので快適)。
飲み物も持ち込めますのでものすごく快適に過ごせます。
全血献血で10~15分程度、成分献血で40~90分程度かかります。
針など道具は一人ずつ新しいものを使用します。ウィルス感染の心配はありません。
⑥休憩
コーヒーやアイスクリームなど水分をしっかり摂ってください。
しばらくしたら献血カードを渡してもらえます。

手順は以上です。各献血センターによって若干違うかもしれませんが基本的にはこんな感じで進みます。
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6.気付き事項・まとめ
★ヘモグロビン濃度測定・血液型事前検査後必ずトイレに行きましょう。
採血までは看護師の方がベッドの準備をするため呼び出しがあるまで5~10分程度時間があります。
採血が始まってしまうと途中では行けないので、このタイミングで行っておいてください。

★水分補給はしっかりと。
副作用防止のためにも水分は補給してください。
また特に冬季など寒い時は血管が収縮してしまい処置が難しくなってしまいます。
できるだけ温かい飲み物を摂取するようにしましょう。
ただし飲み過ぎて体調を崩さないように。

最後にまとめ…
やっぱりまだためらってる方もいると思います。痛いから怖いからなんか恥ずかしい‥
無痛ではありません、確かに痛みはあります。
痛いのはほんの一瞬、しかしそのちょっとした勇気で救える命があります。
「そんな柄でもないし‥」「なんかちょっと恥ずかしい‥」こう考えてはどうでしょうか?
年金と同じで自分や自分の家族が将来輸血など提供される側になったときの権利を得る。
何気兼ねなく治療を受けられるし「献血をやる意義」ができると思います。←管理人も続けてる理由はこの割合が大きい。

前にも触れましたが血液は人工で作ることはできません。
                 「人を救うのは人だ」
一度出かけてみませんか??

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タグ:献血
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